7月30日から待ちに待った夏休みが始まって、キャンパス内はすっかりガラーンとしています。
夏休みといえば、幼稚園の始めての夏休みを思い出します。もちろん幼稚園なので、宿題なんか無かったと思いますが、お休みに入る前に、「ひまわり」の絵が描いてあって、花びらの所が夏休みの日数分、輪郭だけになっているA4位の白地の紙と、黄色い花びらを日数分もらいました。
これは何に使うかというと、お利口にしていた日は一枚花びらを貼ってもらえて、夏休みが終わると、お利口な子は黄色い花びらがたっぷりついたひまわりが完成する、というシステムでした。
何故か小さい時から、自分がお利口な良い子では絶対無いという自信を持っていた私は、この紙をもらった瞬間に、夏休みが終わった時に、花の咲いていない「ひまわり」を幼稚園に持っていく様子がまざまざと目に浮かびました。
毎日夕方になると、机に母がこの紙を取り出して、今日はどうだったかな?と言うのですが、良い子であるわけは無いので、ただ状況眺めをしていると、どういう訳か母が黄色い花びらを1枚貼ってくれるではありませんか。はぁー、そんな事は無いはずなのに・・・と疑問に思いながらホッとして、今日は助かったと思っていました。
ところが、また翌日には夕方になるまで、この「ひまわり」の花びらのことはすっかり忘れて、いたずらはする、言われたことはしないの連続で、夕方になって「ひまわり」を見て、「あぁっー!どうしよう今日こそ、花びらは貼ってもらえないぞ!」と青くなるという連続でした。
こんな毎日を過ごしていたにも関わらず、夏休みの終わりには立派な花びらたっぷりの「ひまわり」が出来上がって、とても不思議に思ったのを覚えています。この事で、「ふーん、私のお母さんは意外に、私に甘くて、優しいのかもしれない」と思ったことも覚えています。
子供は、自分の気持ちを説明する程、口は達者でなく、必要も感じていないのですが、案外クールな考え方をしていたりするのだと思います。それとも可愛気の無い私だけの事だったのでしょうかね?ただ、花びらのない「ひまわり」が出来上がるのをとても恐れていた事は、今思うととても子供らしいとは思うのですが。
夏にひまわりが咲いているのを見ると、いつもこのことを思い出します。
- 次の記事:
- イベントについて(水野)
- 前の記事:
- 犬語は難しい?!(溝口)




