夏休みとひまわり 2009.08.05

学生生活支援・国際交流センター 課長 溝口

7月30日から待ちに待った夏休みが始まって、キャンパス内はすっかりガラーンとしています。

夏休みといえば、幼稚園の始めての夏休みを思い出します。もちろん幼稚園なので、宿題なんか無かったと思いますが、お休みに入る前に、「ひまわり」の絵が描いてあって、花びらの所が夏休みの日数分、輪郭だけになっているA4位の白地の紙と、黄色い花びらを日数分もらいました。

これは何に使うかというと、お利口にしていた日は一枚花びらを貼ってもらえて、夏休みが終わると、お利口な子は黄色い花びらがたっぷりついたひまわりが完成する、というシステムでした。

何故か小さい時から、自分がお利口な良い子では絶対無いという自信を持っていた私は、この紙をもらった瞬間に、夏休みが終わった時に、花の咲いていない「ひまわり」を幼稚園に持っていく様子がまざまざと目に浮かびました。

毎日夕方になると、机に母がこの紙を取り出して、今日はどうだったかな?と言うのですが、良い子であるわけは無いので、ただ状況眺めをしていると、どういう訳か母が黄色い花びらを1枚貼ってくれるではありませんか。はぁー、そんな事は無いはずなのに・・・と疑問に思いながらホッとして、今日は助かったと思っていました。


ところが、また翌日には夕方になるまで、この「ひまわり」の花びらのことはすっかり忘れて、いたずらはする、言われたことはしないの連続で、夕方になって「ひまわり」を見て、「あぁっー!どうしよう今日こそ、花びらは貼ってもらえないぞ!」と青くなるという連続でした。

こんな毎日を過ごしていたにも関わらず、夏休みの終わりには立派な花びらたっぷりの「ひまわり」が出来上がって、とても不思議に思ったのを覚えています。この事で、「ふーん、私のお母さんは意外に、私に甘くて、優しいのかもしれない」と思ったことも覚えています。


子供は、自分の気持ちを説明する程、口は達者でなく、必要も感じていないのですが、案外クールな考え方をしていたりするのだと思います。それとも可愛気の無い私だけの事だったのでしょうかね?ただ、花びらのない「ひまわり」が出来上がるのをとても恐れていた事は、今思うととても子供らしいとは思うのですが。


夏にひまわりが咲いているのを見ると、いつもこのことを思い出します。


2009.08.05 更新

学生生活支援・国際交流センター 課長  溝口

学生生活支援センター・国際交流センターの担当になる前は図書館、人間科学部事務室にいましたので、まだ慣れない事が多くてご迷惑をかけることも沢山あります。でも、出来るだけ学生の皆さんの目線で仕事をして行きたいと思っています。現在、合気道部に参加させて頂いて、時間が許す限り部員の皆さんに混じって、稽古に励んでいます。